日本養液栽培研究会|Hydroponic Society of Japan

第64回日本養液栽培研究会・東京大会・平成21年度総会~特別講習会ならびに講演・情報交換会のお知らせ~~研究会テーマ:「全員集合!養液栽培/施設園芸最新情報交換会!」~

情報化社会の現代,養液栽培の現場を担当されている皆様にとって栽培や病害,新製品,マーケット動向など,さまざまな「情報」の重要性が益々高まっているものと思います.今回の東京大会では,養液栽培の今後を占う二課題の講演に加えて,会員/団体会員の皆様による情報交換会を実施したいと考えております.ここでは,ポスターや商品見本などを見ながら,発表者と参加者の皆様で自由に意見/情報交換していただければと思います.また,同日の午前中に養液栽培に関する特別講習会を開催します.併せてご参加下さい.

会場

キャンパス・イノベーションセンター (JR山手線田町駅より徒歩すぐ)(下図参照

参加費

会員の方:3,000 円 会員以外の方:5,000 円

(総会のみ,研究会のみ参加の区別はしておりません.なお,総会は会員の方のみが参加できます.)

参加方法

予約は必要ありません.当日会場にて受付をいたします.

(13:45からの研究会は100名の定員になりましたら,恐縮ですが受付を終了させていただくことがございます.)

同日午前中の特別講習会については,参加予約が必要なコースがあります.「養液栽培特別講習会」のお知らせページをご参照下さい.

日程

平成21年 5月21日(木)

1.特別講習会 10:00~11:30(参加費無料:但し,(2)は要予約.午後の研究会へも必ず参加して下さい.
(1)「養液栽培の基礎と最新事情」 担当講師:糠谷 明 氏(静岡大学)
(2)「培養液管理の基礎理論とベストブレンドの操作法」担当講師:伊達修一 氏(京都府立大学)
2.総会 13:00~13:30
3.研究会 13:45~16:50
(1) 13:45~14:30 講演1
「トマト栽培システムのプラットフォーム化を目指して」
講師:明治大学 池田 敬 氏
スーパーホルトプロジェクト(トマト収量50t/10a,糖度6度)の実現を目指して現在様々な取り組みがなされています.しかし,そもそもわが国のトマト養液栽培の現状を調査した報告は見あたりません.今回の話題提供では,SHPの調査事業として日本養液栽培研究会と連名で実施されたトマトの養液栽培に関する実態調査の結果を報告して頂き,その結果からわが国におけるトマト養液栽培の将来の方向性を与える「トマト栽培システムのプラットフォーム」ついて御提案頂きます.
(2) 14:30~15:30 会員/団体会員による情報交換会(ポスタープレゼンテーション)
ポスターパネルを使った,意見交換会を行います.
団体会員企業,大学,公的研究機関よりの新製品情報,研究成果やプロジェクト報告などさまざまな情報発表が予定されています.各パネルには,発表者がおりますので,知りたいこと,疑問に思ったこと何でも質問をぶつけてみて下さい.もちろん商談もOKです.
発表予定課題:
  • 「オゾンによる用水/液肥の浄化」「オゾンガスハウス内の消毒/カビの抑制」 (有)ハッシン
  • 「お茶園における点滴施肥の手法・効用」 丸山販売(株)
  • 「総合的環境制御システム「マキシマイザー」について」 (株)誠和
  • 「Dトレイを用いた‘静大トマト’の多収・省力化栽培システムの開発」 静岡大学
  • 「リン施与制限による水耕サラダナの生育制御」 京都府立大学
  • 「養液栽培用培地の含水量におけるヒステリシス効果」 大阪府立大学
  • 「トマト低段多段組み合わせ栽培における新規培地システムの検討」 千葉大学
  • 「腎臓病患者のための低カリウムトマト生産(K欠如処理の影響)」 千葉大学
  • 「腎臓病患者のための低カリウムトマト生産(摘葉と整枝法の影響)」 千葉大学
  • 「養液土耕における根域ストレス処理を利用した高品質トマト生産技術」 筑波大学 
  • ~他多数~

(全体で40課題程度を予定しております.また,追加発表課題を募集しております.発表展示にも,ふるってご参加下さい.なお,応募課題は,逐次研究会ホームページにて発表します.)

(3) 15:30~16:15 講演2
「花き産業総合認証プログラム(MPS認証制度)」
講師:岐阜大学 福井 博一 氏
オランダの花き協会と花き市場が中心となって,1995年にMPS-ABC認証制度を発足させました.日本では,2007年にこのMPSが導入され,現在150名の花き生産者が加入しています.MPSは,生産から流通までを一括統合した認証制度であり,生産者と流通業者がMPS認証制度を通じて相互に環境に配慮した商品と情報を交換し,花き生産業界と流通・販売業界が一体となって花きの消費者に対して花のトレーサビリティとエコのブランド化を進めています.本講演では,このMPS認証についてご紹介します.
(4) 16:15~16:50  総合討論
閉会 17:00

その他

会場案内

キャンパス・イノベーションセンター(東京地区) 東京都港区芝浦3-3-6  Tel:03-5440-0920
http://www.zam.go.jp/e00/e0000900.htm
JR山手線・京浜東北線 田町駅(徒歩1分)
都営三田線・浅草線三田駅(徒歩5分)
(会場に駐車場・食堂・売店はございません.)

地図

問合わせ先

日本養液栽培研究会 事業企画担当 福田直也(筑波大学生命環境科学研究科)
Fax:029-853-6205
E-mail:naoyaf@sakura.cc.tsukuba.ac.jp
(FaxまたはE-mailでご連絡下さい.)

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