教育活動
- 担当している講義・実習科目
- (学部)生活支援看護学概論:地域、生活支援看護学基本実習、生活支援看護学応用実習、医療と人権
- (大学院前期)看護学研究法、地域看護学特論、地域看護学援助特論、地域看護学演習IA/B,地域看護学演習IIA/B,地域看護学実習(CNSコース)、地域看護学課題研究、地域看護学特別研究
- (大学院後期)看護学研究方法論演習、地域・精神看護学特論、地域・精神看護学演習、生活支援看護学特別研究
- 教育の工夫
- (学部)地域看護学の授業は保健師国家試験受験資格に必修ですが、地域という場と活動方法がイメージしにくいようです。授業では学生自らが健康教育を実施したり、地域に直接出向く機会をつくり地域活動を実感できるようにしています。
- (大学院)地域看護学分野では毎月1回抄読会を実施し、その場を博士前期課程・後期課程、教員の意見交換や情報交換の場とし、研究能力の向上と分野の活性化を図っています。
- 地域貢献
- 大学近隣の羽曳野市羽曳が丘地区のNPO E&Lの方々の活動(交流サロン、ビオトープフェスタ)に学生と一緒に参加し健康相談を実施しています。
研究活動
- 研究テーマ
- 児童虐待発生予防にむけた保健師の支援方略の開発や児童虐待による死亡事例の質的研究(今後の予定)、地域におけるペアレンティングプログラムの開発と評価など
- 研究の魅力
- 研究が地域の保健師活動につながることを一番大事にしています。市町村で実施されている事例検討会に積極的に出向き、現在の保健師が抱えている問題を一緒に考え、それをまた大学での教育や研究に反映していきたいと思います。その点では大学院で長期履修生からの学びはとても貴重です。
- 研究に伴う社会貢献
- 研究を実施している市町村の保健師が学会発表できるようサポートし、毎年、日本公衆衛生学会などで発表しています。
学生へのメッセージ
地域看護学分野の大学院博士前期課程では、修論コース、CNSコース、長期履修コースなど多様なコースを設けています。特に長期履修コースは、今の職場を継続しながら3年間、主に土曜日と月曜日(大学院1年前期)に通学することで大学院を修了できるコースで、働き続けながら学びたいと考えておられる保健師にお薦めです。また、地域看護学分野では、大学卒業後すぐの入学も歓迎しています。大学院で地域看護学や保健師について学び、研究方法論を身につけることで、保健師として力量アップにつながり地域での活動がより充実してきます。
大学院への進学をお待ちしています。