@ この画面では最初に微量要素を「単肥配合」するか「既製配合肥料を使う」のどちらかを決定します。
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それぞれの項目の前にある「○」をチェックすると確認画面が出て変更されます。 |
A既存の配合肥料は薬品名の欄の一番下で製品を選択して下さい。
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・画面中のこの部分を変更するだけで投入量が算出されます。 ・現在のプログラムには、「大塚ハウス5号」「大塚ハウス5号L」「レキソリン」の3種類を入力しておりますので、他の肥料を利用される場合は、「肥料データ」に移動して、「名前」「希釈倍率」等を入力してください。 ・また、レキソリンには鉄成分が含まれていないので、鉄資材の投入量が指示されますが、大塚ハウス5号や5号Lには鉄成分が入っており、鉄資材の投入量は指示が出ません。両者の違いに注意して下さい。 |
B単肥配合の場合は使用する資材を名前・化学式で選択します。
項目右端の▼をクリックすると右側の画面のようになり、薬品(資材)の変更が出来ます。
(注)成分量の変更は、ここでは変更できず「肥料データ」で変更します。
C左側の処方例を選択する。
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処方例を選択すると、各薬品の使用量が算出されます。 独自の微量要素の処方を作りたい場合は、右下の「自作で指標作成」を選んで画面表示に従って入力すると作成できますが、濃度の入力は注意してください。 |
D純度がわかれば入力します(95〜100%以外では緑色以外の表示が出ます)。
E作成量は自動計算されていますので、多量要素計算表へ進んでください。
Feはリン酸と結合して、リン酸化鉄として沈殿するため、通常リン酸のタンクとは別に溶かします。但し、キレート鉄(注)の場合は、pHが高ければ(7.5以上?)、キレートが壊れてリン酸と結合しますが、通常の原液の場合pHが低いのでリン酸のタンクに入れても、通常の栽培上は支障がありません。また、多量要素を単肥配合で行い微量要素はFeも含まれるもので使用する場合、Feがキレート鉄であれば基本的にはどちらのタンクに入れても栽培上は問題がありません。但し、キレート鉄かどうかわからない場合は硝酸カルシウムの入った2号タンクに入れる方が無難です。 |
大塚化学が、鉄を2号肥料に入れていないのは、製剤状態ではキレート鉄であっても硝酸カルシウムと混ぜる場合支障がでるためです。大塚のA処方にFeがあるのもこのためです。 |
(注)キレートとは、金属原子(Fe)を中心原子に他の原子団(配位子)が主として配位結合によって結合・形成されている原子集団をいう。キレート化されると移動性が増し有効性が高まる。 キレートFeの場合EDTA(エチレンジアミン四酢酸)のようなキレートによって抽出されたFeのことである。 |
上記部分は様々な計算の元データですので、勝手に削除及び変更をしないで下さい。
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赤丸で示している数字は計算に使用しており重要です。 間違っても削除しないでください。 |