‘ちょっとでも儲かる農業をするために’…研究者、法人、生産者、

通信員　大阪府立大学　山中良祐

様々な職種の大人たちが集い和気あいあいと、時にヒートアップしながら開催された第74回日本養液栽培研究会・大阪大会　2014年度総会！！一言で養液栽培といっても、実は奥深いものです。ただ培養液をあたえるだけでは到底成り立たず、ハウスなどの空間内の様々な環境を計測し、いろいろ考えなくてはいけません。今回は実習ということで、‘おんどとり’の扱い方の講習がなされたのですが、参加されたみなさんは皆とても真剣でした！うまくいかなかった人もいたけれど、あれはたまたま運が向いていなかっただけでしょう。初期投資や運営についても考えなければなりません。また、設備としても制御システムが万全とは言えず、各々の先生方が何かすごいことを考えておられるようでした。

なんにしても、これからの農業がよりよくなるように、すこしでも収益が上がるように、皆で集まる貴重な機会であったのではないでしょうか。今後、ますます日本養液栽培研究会が発展していきますように。