日本養液栽培研究会|Hydroponic Society of Japan

第75回日本養液栽培研究会・大阪大会 合同シンポジウム

研究会テーマ:「植物工場新世代へ」

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主催

日本養液栽培研究会
日本生物環境工学会西日本支部
大阪府立大学21世紀科学研究機構植物工場研究センター

共催

日本生物環境工学会バイオロボティクスWG
計測自動制御学会SI部門バイオシステム部会

期日

2014年7月11日(金)

会場

大阪府立大学 なかもずキャンパス
大阪府堺市中区学園町1-1

参加費

会員:無料,非会員:3,000 円,学生:無料
意見交換会: 3,000円

参加方法

参加には予約が必要です(〆切:6月27日、ただし先着120名で〆切予定)
FAX用紙もしくはメールにて事前にお申し込み下さい。
意見交換会参加の方および非会員の方は,事前に参加費をお振り込み願います.

スケジュール

12:00 見学会受付開始 (植物工場研究センター)
12:30 見学会 大阪府立大学植物工場研究センター
14:00 シンポジウム受付開始 (学術交流会館)
14:30 シンポジウム 『植物工場新世代へ』
14:30 (1)「植物における時系列トランスクリプトームとモデリング」
(大阪府立大学 福田弘和 氏)

生理代謝の多くが遺伝子発現に起因している。植物は数万個の遺伝子を持っているが、その全ての発現情報(トランスクリプトーム)を得ることができれば、植物の生理状態を高精度に定量化でき、栽培環境の是非を高度に議論できるようになる。本講演では、特に、体内時計の精密解析法と、その栽培プロトコルへの応用を紹介する。

15:10 (2)「株式会社グリーンクロックスの紹介と今後のビジネス展開について」
(株式会社グリーンクロックス 山口淳一 氏)

大阪府立大学中百舌鳥キャンパス内に建設される新世代植物工場の事業運営会社である株式会社グリーンクロックスの紹介と当社が今後展開していくビジネスモデルについて、栽培技術や青果販売の観点を踏まえて、これまでの植物工場とは異なった視点でのビジネス展開を紹介していく。

15:50 (3)「養液栽培によるトマト果実の低カリウム化」
(千葉大学 塚越 覚 氏)

生活習慣病の一種とされる腎疾患の患者は、食療法としてカリウム摂取量を制限される場合がある。患者から受けた「トマトを丸かじりしたい」という要望に応えるため、養液栽培によるトマトの低カリウム化を試みた。

16:30 (4)「葉菜としてのゴマの栽培」
(京都府立大学 伊達修一 氏)

植物工場の経済的成立のためには、植物側の問題として「生産物の機能性」「植物工場でのみ生産可能」や「より低コストで栽培可能」といった点が重要になろう。演者らはその品目の候補として、高温性作物で葉にも機能性成分であるセサミンを含有する「ゴマ」を考えている。今回、いくつかの栽培試験の結果と残された問題点について紹介する。

17:10 総合討論
17:30〜19:00 意見交換会(学術交流会館)

会場案内

  • 南海高野線「白鷺駅」下車、南西へ約500m、徒歩約6分。
  • 南海高野線「中百舌鳥駅」下車、南東へ約1,000m、徒歩約13分。
  • 地下鉄御堂筋線「なかもず駅(5号出口)」から南東へ約1,000m、徒歩約13分。
  • 南海本線「堺駅」から南海バス(北野田駅前行31,32,31-1系統)で約24分、「府立大学前」下車。
  • JR阪和線・南海高野線「三国ヶ丘駅」から南海バス(北野田駅前行31,32,31-1系統)で約24分、「府立大学前」下車。

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