日本養液栽培研究会|Hydroponic Society of Japan

第91回日本養液栽培研究会 佐賀大会

テーマ「北部九州における施設園芸産地のさらなる発展を目指して」

コロナウイルス感染症問題が沈静化していない現状を鑑み、当研究会としてはじめてのオンライン・オンタイムセミナーを開催いたします。当会会員は参加費無料となっております。ふるってご参加ください。

 九州北部に位置する佐賀県は、温暖な気象条件を活かし、イチゴ、キュウリ、トマト、ナス等の施設果菜類の生産が盛んです。このような中、生産現場では、高齢化による生産者数および産出額の減少が課題となっており、意欲ある若い経営者の参入、大規模化やスマート化による産地の維持拡大が望まれています。一方、佐賀県内の施設果菜類で最も生産が多いイチゴでは、県育成品種‘いちごさん’が平成30年から本格的に普及し、好成績を収めています。しかし、一部で果実品質の課題が見られ、高品質栽培技術への関心が高まっています。
 そこで、本大会では表記のテーマを掲げ、トマト、キュウリ、ナスの大規模化・スマート化による園芸産地拡大、イチゴの高品質生産についてセミナーを開催します。新型コロナウイルス対策のためオンラインでの開催とし、キュウリを中心とした現地動画紹介および意見交換を通して北部九州における施設園芸の今後の展開方向について考えます。

開催日

オンラインツアー視聴期間:2021年11月1日(月)~

オンタイム情報交換会:2021年11月9日(火)13:30~17:00(オンタイム)

オンラインセミナーの資料(ダウンロード・閲覧にはIDとパスワードが必要です)

日時

Ⅰ 現地動画紹介 2021年11月1日(月)~ 研究会HPで公開

Ⅱ オンラインセミナー 2021年11月9日(火)13:30~17:00

場所

Zoomによるオンライン開催 (定員300名)

参加申し込み

下記登録フォームからお申込ください。

登録フォーム

会員の方 無料   会員以外の方 3,000円

※10月15日(金)19時以降にお申込みの方は、伊達宛(s_date -at- kpu.ac.jp)<-at-は、@に置き換えてください>にメールでお申込みください。
メールのタイトルは「第91回佐賀大会参加申し込み」として、本文中に「会員・非会員」「会員の方は会員番号」「氏名」「連絡先住所」「メールアドレス」を入力してメールしてください。

(参加登録いただきました方には、後日、参加のためのIDおよびパスワードを電子メールにて送付いたします。)

参加費の支払い(非会員)

下に示す【①郵便振替の場合】あるいは【②ゆうちょ銀行の場合】かのいずれかの方法でお支払いください。

【①郵便振替の場合】通信欄に住所,氏名,電話番号,非会員,「第89回オンライン大会参加費」と明記の上,参加費(3,000円)をお振込みください.振り込み手数料は各自でご負担願います.
郵便振替口座 加入者名:日本養液栽培研究会 口座番号:00980-4-142200

【②ゆうちょ銀行の場合】金融機関コード:9900 店番:099 預金種目:当座 店名:〇九九店(ゼロキユウキユウ店) 口座番号:0142200に参加費(3,000円)をお振込みください.

※一旦参加申し込みが受理された後は,参加費の払い戻しはできませんのでご了承ください.

お問い合わせ先(事務局)

〇大会参加および参加費支払い関連:
  京都府立大学 伊達修一 e-mail:s_date -at- kpu.ac.jp <-at-は、@に置き換えてください>

〇その他に関すること:
  佐賀県農業試験研究センター 田川 愛 e-mail:tagawa-ai -at- pref.saga.lg.jp <-at-は、@に置き換えてください>

スケジュール

現地動画紹介 2021年11月1日(月)~ 研究会HPで公開

  1. 1)ゆめファーム全農SAGA(キュウリ大規模生産施設)
  2. 2)JAさがみどり地区トレーニングファーム(キュウリ新規者育成施設)

オンラインセミナー 2021年11月9日(火)13:30~17:00
テーマ:北部九州における施設園芸産地のさらなる発展を目指して


1. あいさつ
2. セミナー
 1) トマト大規模栽培の取り組み紹介
サンファームオオヤマ 取締役 大山 寛氏
 2) キュウリ養液栽培および環境制御技術
農研機構 野菜花き研究部門 研究推進部長 東出 忠桐氏
 3) ナスのスマート化による増収事例紹介
高知県安芸市 宮崎農園 代表 宮崎 武士氏
 4) イチゴ異常果の発生要因と対策
岡山大学農学部 教授 吉田 裕一氏
3. 意見交換
現地動画紹介およびセミナーに関する総合討論