生命と人権の尊重を基盤とし、保健・医療・福祉および社会の諸変化に対してクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を志向した創造的・実践的な対応ができる専門的知識と技術をもった人材を育成し、看護学の発展と人々の健康に寄与する。
大学院入学定員(看護学研究科 看護学専攻)
課程 | 博士前期課程 【修士論文コース・CNS(専門看護師)コース】 |
博士後期課程 |
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入学定員 | 26名 | 5名 |
看護学研究科の入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
看護学研究科は、多様化、複雑化、高度化する社会環境の中で、生命と人権の尊重を基盤として、看護に求められる社会的使命を遂行し、看護学を実践的・創造的に発展させ、地域社会及び国際社会のあらゆる健康レベルの人々に貢献できる高度な看護分野の実践者、管理者、教育者、研究者を育成することを目指しています。
前期課程
博士前期課程では、人間の存在と生命の尊厳について深く理解し、広い視野に立って精深なる学識を修め、専門分野における教育研究能力、あるいは高度に専門的な実践能力を有する人材を育成することを目標にしています。
このような目標を達成するため、博士前期課程では入学者に次の3点を求めます。
- 論理的思考力や課題探求力と併せて、専攻する学問分野の専門的基礎及び応用能力と国際的関心を有していること
- 高度専門職業人として、看護実践並びに看護学の発展に貢献する意欲を有していること
- 豊かな人間性と倫理観を備え、自ら学ぶ姿勢を有していること
後期課程
博士後期課程では、豊かな学識を有し、看護学分野において学術研究を推進しその深奥を 究め、自立して研究活動を行うことができる能力を有する人材を育成することを目標にしています。
このような目標を達成するため、博士後期課程では入学者に次の3点を求めます。
- 探究心旺盛で看護学の視点から自立して研究に取り組む姿勢を有していること
- 専門分野について深い基礎及び応用能力を有し、多様な学問分野への高い関心と国際的な視野を備えていること
- 豊かな人間性と看護学の発展に貢献する熱意を有していること
看護学研究科の学位授与方針(ディプロマポリシー)
博士前期課程
- 看護専門領域に関する理論への精通および研究の批判的吟味により、質の高い看護ケアが実践できる能力を修得している。
- 看護専門領域に関する研究に取り組み、看護研究能力を修得している。
- 高い倫理観を持ち、複雑な倫理的問題を判断し、調整できる能力を修得している。
- 看護実践・研究・教育を通して国際社会に貢献できる能力を修得している。
博士後期課程
- 看護実践の改革を目指し、専門性の高い看護ケアを開発できる能力を修得している。
- エビデンスに基づく看護実践、関連領域の知識・研究を用いて、研究活動、看護活動を行い、看護学の発展に寄与できる能力を修得している。
- 保健・医療・福祉及び社会の諸変化に対応できる指導的・管理的リーダーシップを発揮できる能力を修得している。
- 学際的・国際的な視野に立ち、学術交流、研究活動、保健医療活動に貢献できる能力を修得している。