質問広場
日本養液栽培研究会では,2021年度にテーマ別にオンラインフォーラムを立ち上げます。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大はこれまでの日常を大きく変えました。毎年大勢で集まっていた大会やシンポジウム,夏の学校などもオンライン形式への変更を余儀なくされています。一方で,この変化を好機と捉えてこれまで以上に情報交換する機会を増やし、コミュニケーションを活発にして生産現場の問題を解決したり,新しい技術や品種,研究成果などの情報を交換したりすることを目的とし、テーマ別のオンラインフォーラムを立ち上げます。
オンラインフォーラムは定期的な勉強会および日常的にやり取りするためのチャット(ホームページ上に今後新設)で構成します。勉強会では,会員持ち回りで30分程度の話題提供と質疑応答を定期的(1~2回/月)に開催し、チャットでは、困りごと相談や話題の提供、独り言を随時アップします。それぞれのテーマ別フォーラムは,担当運営委員をきめて管理人とし,会員からコアメンバー複数名募って運営し、オンライン勉強会の日程や話題、講師を決めます。チャットに寄せられた質問や問題には,会員同士で知恵を出しあって回答し,チャットで解決策を議論したり、オンライン勉強会で改めて議論したりします。
日本養液栽培研究会の会員はどなたでも無料で参加可能です。オンライン勉強会はできるだけ安定したインターネット環境を各自でご用意いただいて、接続ください。
困りごと相談や話題の提供、独り言、議論の場です(Chatworkへの登録、ログインが必要です)
テーマ
テーマは暫定的に以下のようにしますが、会員からの提案や要望を聞いて随時追加します。
オンラインフォーラム
第4回オンラインフォーラム
日本養液栽培研究会第4回オンラインフォーラムを開催します。
第4回は岡准慈様(OAT、潤禾(舟山)植物科技有限公司)から話題提供をいただきます。
多くの方のご参加をお願いします。
- 日時:2021年12月25日(土) 18:00~19:00
- 話題提供: 岡 准慈(OAT、潤禾(舟山)植物科技有限公司)
「中国の養液栽培の現状」 - 時間になりましたら、メールでお送りした情報に基づいてご参加ください。
第3回オンラインフォーラム
日本養液栽培研究会第3回オンラインフォーラムを開催します。
第3回は日本養液栽培研究会で現在進めている「法人化」について、その目的、メリット、課題などについて議論します。法人化の手続きを一手に引き受けてご対応いただいている和田先生(大阪府立大学、本会運営委員、新事業部門長)から話題提供をいただきます。
多くの方のご参加をお願いします。
- 日時:2021年10月16日(土) 18:00~19:00(前回と時間が異なりますのでご注意ください。)
- 話題提供: 和田 光生(大阪府立大学、本会運営委員、新事業部門長)
「遮光カーテン更新による収益向上の可能性」および「SDGsと養液栽培について考える」 - 時間になりましたら、メールでお送りした情報に基づいてご参加ください。
第2回オンラインフォーラム
日本養液栽培研究会第2回オンラインフォーラムを開催します。
第2回は㈲育葉産業 栗田洋蔵様に話題提供をお願いしています。栗田様は、本会の運営委員のなさっていたこともある常連会員で、みつば水耕栽培の第一人者です。大分大会(第65回、2009年)ではご講演をいただき、さらに現地見学で訪問させていただきましたので、ご存じの方も多いと思います。
多くの方のご参加をお願いします。
栗田様の「美水みつばホームページ」もご覧ください。
- 日時:2021年9月25日(土)16:00~17:00
- 話題提供: 栗田 洋蔵(有限会社育葉産業)
「遮光カーテン更新による収益向上の可能性」および「SDGsと養液栽培について考える」 - 時間になりましたら、メールでお送りした情報に基づいてご参加ください。
第1回オンラインフォーラム
第1回は特にテーマを分けず、以下の内容で開催します。
- 日時:2021年8月7日(土)16:00~17:00
- 話題提供: 岩崎 泰永(日本養液栽培研究会会長) 「地上部/地下部環境の制御について」
- 収量や収益を増加させるための有効な手段として、CO2や湿度、気温、日射など主として地上部の栽培環境の積極的制御が注目されている。ここでは、地上部の環境制御と地下部の環境制御(養液栽培)の統合的な環境制御の必要性について、議論する。
単肥配合プログラム「ベストブレンド」
- 【ソフト名】
- 単肥配合プログラム
- 【登録名】
- BB3_4.XLS
- 【著作権者】
- 大分県(農政部)(山田、玉井、大西)
- 【連絡先】
- 大分県農林水産研究指導センター農業研究部 土壌・環境チーム
- 【対応環境】
- Excel97とマクロを含めた互換のある環境
- 【開発言語】
- Visual Basic for Application
- 【ソフトウェア種別】
- 農業関係者専用(商業目的の使用は厳禁)
- 【サポート場所】
- 農業技術センターは原則としてサポートしません(質問は普及センターへ)
- 【転載条件】
- 原則として禁止
- 【最新バージョンの主な変更点】
- 重炭酸補正の計算式を修正
- 肥料価格などをH29.9月時点のものに変更
- オート計算の内容変更
オート1は第1リン酸アンモニウムと硝酸石灰4水和物を使用
オート2はリン酸1カリと硝酸石灰4水和物を使用
オート3は第1リン酸アンモニウムと硝酸石灰10水和物を使用
- このソフト及び計算結果等を営利目的で使用することは堅く禁じます.
- このソフトに対する問い合わせは、各県農業試験場、普及センター以外受け付けません.
- なお、このソフトウエアの動作及び動作結果に関して、いかなる補償もいたしませんのであらかじめご了承下さい.
- ※「硝酸カリ」は製品によっては危険物1類1種に該当しますので,消防法で扱いが厳しく制限されています.
- ※同様に,「硝安」「硝酸マグネシウム」「硝酸」「リン酸」等も消防法で規制されていますので,注意して下さい.
- ※Microsoft,Windows,Visual BasicはMicrosoft Corporationの登録商標です。
- ※Microsoft ExcelはMicrosoft Corporationの製品名です。
ダウンロードについて
- 上記事項に本当に合意する方だけダウンロードしてください
- 解凍ソフトが必要です.ソフトをお持ちでない方はこちらからどうぞ(フリーソフト)
【手順】
- ダウンロード後,デスクトップ上のファイル「BB3_4.zip」をダブルクリックすると,フォルダ「BB3_4」が作成されます.
- フォルダ「BB3_4」を開きます.
- 「BB3_4.xls」というファイルが単肥配合プログラムとなっています.
連載記事
- 養液栽培用語解説 イラスト版
- 遠藤 昌伸 (静岡大学 農学部)
- 養液栽培における培地とは何か?
- 岩崎泰永(宮城県農業園芸総合研究所)
- 培養液について
- 伊達修一(京都府立大学大学院農学研究科)
- 養液栽培とは?
通信員記事
- 第18回研修会(実用技術編)施設栽培・植物工場の環境計測と制御
- 通信員 三重県農業研究所 研究員 太田雄也
- ‘ちょっとでも儲かる農業をするために’…研究者、法人、生産者、
- 通信員 大阪府立大学 山中良祐
- ハイドロポニックス研究会in宮崎
- 通信員 農事組合法人 大久保園芸 佐野公彦
- 石油高騰と施設園芸省エネルギー対策の取り組み
- 通信員 矢部和則(愛知県農業総合試験場園芸研究部)
- オランダにおける研究生活 (2)
- 通信員 東出忠桐(農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター)
- オランダにおける研究生活 (1)
- 通信員 東出忠桐(農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター)
- 第61回 日本養液栽培研究会 島根大会
- 通信員 岡原 功(大阪府立大学)
- 「有機養液栽培」の栽培試験レポート
- 通信員 新門 剛(宮崎県東臼杵郡門川町)
- 第8回 養液栽培夏の学校2007 in 静岡
- 通信員 埴田陽介(静岡大学)
- ハイドロポニックス研究会に参加して
- 通信員 南出拓也((有)南出農園)
- 園芸学会平成19年度春季大会(京都)小集会「有機肥料の養液栽培」に参加して
- 通信員 渡辺慎一(九州沖縄農業研究センター)
- 農作業支援ロボットを用いたトマト3段密植栽培システムの開発と課題
- 通信員 土屋 和(太洋興業株式会社 農業開発部)
- 大塚化学(株) アグリテクノ事業部 肥料・システム部 栽培研究センターの紹介
- 通信員 岡准慈(大塚化学(株))
- 第60会日本養液栽培研究会・東京大会 「今求めれられる養液栽培のスーパーテクノロジー」に参加して
- 通信員 漆山喜信(宮城県・農業園芸総合研究所)
- 園芸学会平成19年度春季大会(京都)シンポジウム「東アジアにおけるイチゴ生産と研究の動向と展望」「日本におけるイチゴ高設栽培に関する研究動向(吉田裕一氏,岡山大学)」について
- 通信員 イチゴや(宮城県)
- みやぎの養液栽培研修会から
- 通信員 龍野栄子(宮城県農業園芸総合研究所)